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過去の盗聴器発見調査事例

- 2010.11.16 読売新聞 -

 同僚の女性教諭宅に侵入したとして、警視庁富坂署が、東京都墨田区の区立小学校の男性教諭(32)を住居侵入容疑で逮捕していたことがわかった。

 逮捕は14日。

 女性教諭宅からは盗聴器が見つかっており、同容疑者は「自分が仕掛けた」と供述しているという。

 警察署幹部によると、同容疑者は10月下旬、文京区内のマンションにある20歳代の同僚女性教諭の部屋に合鍵を使って侵入した疑い。

 同容疑者は今年夏頃まで、この女性教諭と交際していたといい、同署で詳しい動機などを調べている。

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過去の調査事例をしていくつかご紹介いたします。
(プライバシーの関係上一部内容を変えてあります。)
 

【サンプル1】
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設置場所:都内企業事務所内
タイプ:三つ又タップ型

最も多く出回っているタイプの盗聴器でこの事務所内だけで2個取り付けられていた。中には盗聴器の小さな基盤回路が埋め込まれている。

【サンプル2】
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設置場所:30代女性宅(一人暮らし)
タイプ:特殊品(手作り品)

外観はとても丁寧な作りとは言えないが性能は良好の手作り品である事から製作者は相当な盗聴マニアだろう。青い長いコードが恐らくアンテナと思われる。市販の発見器で発見出来る可能性は低い。

【サンプル3】
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設置場所:20代女性宅(一人暮らし)
タイプ:特殊品(手作り品)

部屋の照明機器の中から発見された物。これも基盤の状態からして手作り品と思われます。非常に凝った作りになっており音声起動式(赤矢印部分が切替スイッチ)、周波数可変式となっていた。上の物同様に市販の発見器で発見出来る可能性は低い。

【サンプル4】
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設置場所:20代夫妻二人暮らしの大型マンション
タイプ:コンセント型盗聴器、超小型盗撮カメラ

 正直調査員も驚いた大胆な犯行。悪用されるといけないので詳しいことは申し上げることが出来ないが3LDKマンションの寝室、リビング盗聴器、盗撮カメラが各1個づつ合計で4個が設置されていた。取り付け方など電源を電化製品から取っている事、電波を遠くまで飛ばすための中継器が後付で設置されていた事など設置方法が実に凝っており慣れた人間の仕業だと推測される。
 同じマンション別階のベランダに不自然にアンテナが設置されていた事からそこの住人の仕業である可能性が濃厚であり、すぐに110番をして現場検証となった。

 数日後警察の調書作成のため再度そのときの状況、設置されていた機器の説明、周波数等の説明を行った。

依頼者:A子さん(31) OL

女性の一人暮らしイメージA子さんは千葉県内の会社に勤めるOL。約2年前に今のアパートに引越してきて一人暮らしをしている。以前から付き合っている彼がいるがその彼はA子さんの事を思う気持ちが強かったためか、彼女の携帯電話をチェックしたり、行動をチェックしたりすることが多く、二人の間には最近喧嘩も多かったようである。
半年ほど前、彼があまりにも彼女の行動をチェックするので恐くなりA子さんのから別れを切り出したそうである。彼からみたら一方的な別れ方であったため彼はまだA子さんに対して未練があったのだろう。何度も彼からの復縁を迫る電話が続いた。最近気が付いたのだが電話が掛かってくるタイミングがいつも家に居るときであったため、もしかしたらと思い、盗聴器発見調査を依頼した。

■盗聴器発見調査:約2時間
A子さんのアパートは2DK。電話回線は1本。早速、盗聴器発見機材を持ち込んで盗聴器発見調査をすることに。無線盗聴の特定周波数で不審な電波をキャッチする。盗聴器発見機器を調節しながら、不審電波をチェックすると、まさしく、彼女の室内音が聞こえてきた。盗聴器発見調査作業の後、三叉タップ型の盗聴器が仕掛けられているのを発見する。

■盗聴調査結果
見つかった盗聴器は2年前の引越しの際、彼が持ってきた三叉タップであった。そのとき彼は3個持ってきた様であるが、その中の1つが盗聴器であった。A子さんは2年間ずっと彼に盗聴されていたと思うと恐ろしくなり、それから間もなくしてその部屋を引っ越した。 

依頼者:Bさん 40代男性

家族イメージBさんは都内の会社に勤務する会社員である。1年程前にマンションを購入したばかりだが妻の浮気を理由に離婚することになり現在別居中で離婚調停の最中である。男性は浮気の証拠を持っているが内容は妻には詳しく話していないにも関わらず内容を知っているような気がする。思い返せば男性はこの部屋で両親や兄弟と今後の対策についてしたこともある。もしかしたら室内に盗聴器を仕掛けられている可能性があるため盗聴器発見調査を依頼してきた。

 ■調査結果
男性の住むマンションは3LDK。盗聴発見機材で調査をすることに。リビングとキッチン周辺で明らかに盗聴電波の反応が見られる。機器を調整しながら設置場所を特定する。リビング側のキッチン内にコンセント型盗聴器が食器棚に隠れてわかりずらい場所に設置されていた。
恐らく別居前に妻が事前に仕掛けていたものと思われる。

依頼者:埼玉県内法律事務所

会議イメージこの法律事務所では数ヶ月前から内部の情報をネタに恐喝されているというとのことであった。
弁護士事務所を恐喝するだけのことだけあって相手の手口も巧妙ではっきりと金額を口にする訳でもないため恐喝と断定するだけの材料がない。相手はあくまでも話し合いをした上で取り引きをしたい様子でこちら側から条件を出すことを待っている様子らしい。念のため盗聴器が仕掛けられていないかチェックしたいとの理由で事務所内全体の盗聴器発見調査を行なった。

■調査結果
調査の結果弁護士事務所内、事務所内電話機には盗聴器は無かったが会議室内に巧妙に隠されたバッテリー式の盗聴器が発見された。バッテリー式の盗聴器であることや、設置場所などからして社員が設置し内容を外部に漏らしている可能性が出てきた。その後社内の疑わしい人物とその人物に関わるデータを調査したところ経理担当者の不正が明らかとなった。

この法律事務所ではこの一件以降、指紋認証ロックなどを設置し社内のセキュリティーの強化をして、さらに定期的な盗聴器発見調査を行なっている。

 

今回はタイミング良く発見できたが、社員が設置したバッテリー式盗聴器の場合、暫くしたら取り外されてしまうため発見するのはなかなか困難な場合も多い。社内の危機管理体制の強化と定期的な盗聴器発見調査をして防止するのが一番の対策である。

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